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三ヶ月もの間置かれていた少し埃っぽい筆をまた構え直し。
ご無沙汰です。乱(みだれ)です。
いきなりですが連絡を。
ここ数週間、突然スマホからの訪問者が増えました。いつも(?)ご観覧ありがとうございます。
そこで、livedoorのスマホ用表示機能ははっきり言って貧弱であるため「Blogger」に移転しようかと考えております。
そのブログサービスはgoogleが運営していて正直いつサービスが終わるかわからないのですが、なんとこのサービスは「PCとスマホに同じブログ画面を映せる」という最高の機能が備わっています。
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記事コピー中で昨年あたりの記事しかないのですが、とりあえずデザインはこれでいくつもりです。見にくかったりしたらコメントにお願いします。

では、本題へ。
※本記事はネタバレを多量に含んでいますので、トゥルーエンドを一回も見たことのない方はまずトゥルーエンドをその目で確かめてください。



















簡単なトゥルーエンドのまとめ

今回はノーマルエンド考察に三ヶ月間が空きましてトゥルーエンドの考察です。
三ヶ月開いた理由ですか?・・・・・・多忙ですね(三分の二くらい嘘)
トゥルーエンドはハッピーでサプライジングです。
まず、トゥルーは英語で[true]と綴りますが、これは「正しい」という意味です。つまりトゥルーエンドは「製作者の意図した終わり方」であり、必ずハッピーであるとは言えません。とはいえ、この場合はヴェリーハッピーだと思われます。
あれ?ノーマルは「普通」ですよね。誰にとっての普通なのか・・・うごごご(話題から追放)

このことを踏まえた上で考察していきます。
ざっくりいうと「自分の顔を召還する(?)ついでに少年の顔も召還し、少年に対し一緒に帰ろうと誘うが拒否される」といった内容ですね。
これだけ聞くと「ノーマルより少女が帰れただけマシ」といった程度に思えますしかし、少年も帰れていると断言できます。

少年の迷いと決断



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少年に本当の顔のお面を渡した時の第一声です。
なんだか他人事のような語感ですね。

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 この「もう」思い出すことはないと思っていた……(その次は「僕は、こんな顔をしていたな・・・」)というのは、少年は一度思い出させられたことがあったのだと考えます。
 「何か」がない寂しさに囚われてもう一度帰ってきてしまった。その寂しさを埋めるために来たのに埋められず、帰っても寂しいままなら残ってしまおう……という風に少年は考えて居残っていたのだと思います。
 ここにある少年と少女の決定的な違い。それは、「思い出す量」です。
 別場面での少女は「自分の顔も帰り道も全部思い出せた」とあり、一方で此の場面の少年は「あとは何も思い出せない」とあります。
 この違いはなぜ生まれたのか?
 それは次の事実があるからです。

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 これです。このとても重要なカミングアウト。私は、ノーマルエンドではこのことについていろいろ考察した上で「間違いない」と断言しましたが、トゥルーエンドでは正式に明言されました。
 戻ってきてしまった理由は思い出せないようです。しかし私はこれを見た瞬間からこの画面が脳裏に浮かび上がりました。
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もう理由はほぼほぼこれだと思います。というよりこれ以外に考えられません。
つまり、「何か」を忘れていることによる「何か」への寂しさを埋めるために縁日に来た、ということです。

少年は少女に同じ失敗(↑の太字)をさせないように早く帰らせようとします。

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 この「また」が少し気にかかります。一度目に「何か」を忘れた瞬間は分かりませんが、少なくても「お面を被って縁日から帰ろうとした時」には全部忘れていました。
 これについては次記事で明らかにします。

 その後、少女は少年に「一緒に帰ろう」と説得を試みずに、「また会おう」という約束を最大限強くはっきりと結ぼうとします。
 「一緒に帰る」というのが最善策だと思うのですが、それを実行するための説得はほとんどされていなかったように思えます。それよりも少女は「時間」にすべてを任せ、ひたすら待つという選択をしました。"true"ですから、ノーマルエンドのときのように自分から会いに行くのは間違っているのでしょう。
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 ここでは2つの語が省略されています。それらは「少女は何を絶対に忘れないのか」と「少年は何を忘れてはいけないのか」を表すものです。もう国語のテスト問題。
 私としては、前者は「あなた(の存在)」、後者は「わたし(の存在)」というものを当てはめるのが一番ロマンチックで矛盾もないように感じます。
 もちろんこれ以外にもいろいろな組み合わせがあります。例えば前者に「この約束」、後者に「私が帰ったこと」。話の辻褄としてはこちらの方がよく合う気がします。しかしストーリー全体を含めるとやはり「私はあなたのことを忘れないから、あなたは私のことを忘れないで」という吹き回しになると思うのです。
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 一連の会話でかなり多くの「・・・」が使われていますが、この・・・は少し別物。前までのように沈黙を表しているともとれるのですが、何かを省略しているともとれます。
 そう考えた際、普通に当てはめれば「こちら(縁日の外)に来てね」となります。これ以外はなかなか無いはず。
 ですが、私は2つのどちらでもなく「しばらく二人が問答する」という意味の「・・・」だと考えました。
 なぜなら、

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 画面が暗転して少年が居なくなるからです。
 もしあの「・・・」が省略の意味、もしくは沈黙の意味だとすれば、少年は少女が最後まで言い切ろうとしたときに消えたことになります。流石にそれは不自然だ、と言い切ろうとしましたが…この「あ・・・」は何なのでしょうか。もしかすると本当に消えたのかもしれませんが(それを考察しているページも検索するとありました)やはり不自然さはあると思います。なので「しばらく押し問答をした後、少年が少女に折れたか何かで戻った」といった過程とみなしました。
 さて、私の考察では、この「あ・・・」は驚きの意味で、少年消えた説と同じです。異なるのは驚きの対象です。少年消えた説では「少年が消えたこと」に対する驚きでしょう。私は「全部覚えてること」に対する驚きと捉えました。
 なぜ全部覚えてることに驚いているのかといいますと、かつて同じ道をたどった少年は全部忘れていたからです。その少年は顔を見ても何も思い出せないと言っており、また少年に忘れろと言われていました。その上、
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普通なら忘れるはずなのです。なぜ忘れるのかは分かりませんが……縁日への思い入れとかでしょうか。ともかく、それなのに覚えていたのですから、まあ驚きます。

 その後、少女は少年を待つ決意を明らかにします。

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少年の脱出


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画面は再び暗転し、少年と少女の被っていたお面だけが映し出されます。
そして少年がお面を外すモーション。このTrue endはここで終わります。
そのモーションだけでほぼほぼ「少年帰れたやろ」と思われますが、断言は出来ません。実際に少年が走り出す所を私達は見ていませんから。
しかし、断言できます。
証拠はこの家のボタンをおしたところにあります。

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こちらタイトル画面です。
画面右下に注目。少年のお面が置いてあります。
つまり、少年も縁日からの脱出に成功したわけですね。
勘の良い方ならプレイ途中に気づいたのかもしれませんが、私はこの時点で( ゚д゚)ハッ!としました。

ノーマルエンドでも同じようにエンド画面からタイトルに戻れますが、ノーマルエンドではこのタイトル画面と辻褄が合いません。(少年も少女もお面を被ったままです)やはりこのTrue end こそが唯一の"true",正しい終わり方なのでしょう。


結び

 ノーマルエンドの考察記事においては「何に対して悲しかったのか書くよ」と宣言しましたがちょっと先送りにします。結構記事が長くなっていたので。
 次回の記事では「何か」とは何か、「また」忘れてしまうとはどういうことか、そしてノーマルエンドの背景画像について等を考察していきます。あと、この作品の本質などをノーマルエンド・トゥルーエンドの考察に従って解いていきます。

今回の記事はここまでです。ご観覧ありがとうございました。



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